MISSION

ミッション

ビジョン

VISION


2010年代に入り、PC、スマートフォン、ウェアラブル、IoTセンサなどモバイル機器・エッジデバイスが多様化しています。IoTセンサなどに代表されるようにエッジデバイスは小型化の一途をたどるに連れその数は指数関数的に増大していきます。これらが情報通信、画像・音声出力を行う際には電力消費が伴い、エッジデバイスを継続的に利用するためには継続的な電力供給が必須となります。しかし、エッジデバイスが多様化する一方これらの内蔵バッテリーへの電力供給手段は限られており、そのほとんどが電気配線や充電ケーブルにより「有線」で給電を行っています。 近年「Qi規格」に代表される充電パッドを用いた充電がスマートフォン等で注目されていますが、充電中ユーザーはデバイスをパッドに接触させることを強いられ真のワイヤレス給電とは呼び難い、というのが現状です。このような限定された電力アクセスは我々IT社会に生きる人々の経済活動を気づかぬうちに制限しています。

Space Power Technologies(SPT)は人々をこのような不自由から解放し真のワイヤレス社会を実現することをミッションとし、電力供給に革命を起こします。この電力革命を達成するための先端テクノロジーこそがマイクロ波無線送電です。マイクロ波無線送電は場所を選ばないので、電力配線のない過疎地、被災地、宇宙空間など使用シーンは幅広く、既存のモバイル機器・エッジデバイスのユースケースの概念を打ち破る破壊的イノベーションです。我々SPT社はより自由度の高い電波を媒体とした無線電力供給を行う手段をお客様に提供します。

なぜ我々なのか

WHY OUR TEAM?


なぜ我々なのかイメージ

我々は各方面で無線技術を探求してきたスペシャリストの集団です。代表取締役 古川は無線通信機器メーカの新規事業でワイヤレス給電にいち早く取り組み、その後国内のWPT規格化に携わるなど、WPTのフロンティアを開拓してきました。通信事業者でモバイル通信事業に古くから携わり移動体通信を熟知したもの、京都大学でWPTを研究する国内屈指の研究室で修士号を取得したもの、など無線技術をあらゆる方面から知悉した唯一無二のチームです。

なぜ今なのか

WHY NOW?


なぜ今なのかイメージ

なぜ今WPT事業に取り組むのか?これに対するアンサーは2つです。1つ目は先ほども述べたように通信機器の多様化に伴う電子デバイスの設置シーンの増加です。WPTは電子デバイスの設置場所を選ばないので、IoT化の流れを加速させるのになくてはならない要素です。2つ目は近年のWPT法制化の流れです。総務省の検討委員会が2019年2月よりスタートしました。2020年に第一フェーズである「工場・倉庫内でのWPTの実用化」に関する制度化が実施される見込みです。 我々は2020年制度化完了直後に製品をリリースできるようパートナー各社とプロジェクトを進めています。 2020年は、空間伝送型WPTが世界に先駆けて日本で実用化され30年後のSPS構想に繋がる点で、WPT元年というべき節目であり、我々がSpace Power Technologiesというスタートアップを「今」設立する意義はここにあります。

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